インタビュー

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誰でも足を運びやすいように、院内の空間や設備面にこだわりました。

父の代から来ていただいている患者さまの高齢化が進むにともない、誰もが使いやすい医院をつくりたい思いがありました。新しい医院にはスロープや手すりのあるバリアフリー設計で床暖房やキッズスペースも設置。順番受付システムや電子カルテを導入することで診療もスムーズになりました。

院内をバリアフリーにしたきっかけは何ですか?

父が開業医をしていたころは2階に診療所がありました。初めのころはあまり問題がなかったのですが、患者さまの高齢化が進むにつれて、補助が必要になるほど階段を上るのに苦労される方が増えていく一方だったんです。

そのような不便な環境を一新したく思い、医院を新しくする際は1階に診療所を構え、自動ドアを設置したりトイレを洋式にしたり、バリアフリーにも対応しました。また、キッズスペースや床暖房を設置するなど空間面にもよりこだわりました。

とくに空間面や設備面で思い入れのあるところを教えてください。

環境をより良くするため空間の除菌、脱臭、ウイルス抑制のための機械を設置し待合室をクリーンに。あとは、待ち時間ができるだけ短くなるように順番受付システムの導入やお子さまが退屈せずにお待ちできるようにキッズスペースを設置しました。

子どもやお年寄りを診察する際に、配慮されていることはありますか?

小学生くらいまでのお子さまで、鼻やのどの不調を訴えている場合は中耳炎を併発していることもあるため、耳も一緒に診るようにしています。乳幼児の方は保護者の方に抱えてもらい恐怖心を取り除いてから、診察します。精密検査、例えば内視鏡検査(鼻からファイバースコープを挿入)が必要な時はイラストや画像を使って説明するようにしています。

お年寄りの方に多い難聴やめまいなどの症状を抱えていらっしゃる患者さまには、他の合併症(例えば脳梗塞など)がないか神経症状にも注意しています。